《魂の造形家》をメインに据えたデッキの紹介となります
本デッキは次の展開を取っ掛かりとして構築を始めました
・《魂の造形家》をどうやって場に出すか
・《魂の造形家》のリリース先をどうやって場に出すか
・《魂の造形家》のサーチ先はどうするか
・・・という、《魂の造形家》のデッキを組む上で課題になる点を解消できる上に綺麗な流れで好みだったのです
ここにあれやこれやを足して形として纏まってくれました
デッキレシピ
デッキ概要
《堕天使スペルビア》や《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で《魂の造形家》を繰り返し蘇生し、用意できるリリース元から今欲しいカードをサーチし続けて戦うデッキとなります
《魂の造形家》のリリース元と攻守合計は次の通りです
リリース元は”サーチが容易or繰り返し場に出せるカード”
サーチ先は”手札に来ることが利点・強みとなるカード”
を意識し選定しました
(”手札に来ることが利点・強みとなるカード”は場に出して強いカードなら《No.29 マネキンキャット》で良いとなるので差別化意識です)
初動
【墓地】:《魂の造形家》、《堕天使スペルビア》、《星遺物ー聖杯》
【場】 :《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》
が必要となります
初動としては2パターン
《アラメシアの儀》初動
【必要札】:《アラメシアの儀》+モンスター×1体(出来れば2体)
(※1ターン目の《トリアスヒエラルキア》以降の流れは相手ターンに使用します)
初動後《永遠の淑女ベアトリーチェ》+モンスター1体で《星鍵士リイヴ》を出して後述する”初動以降の流れ”に繋がるとベスト
《騎竜ドラコバック》でのバウンスもあるので《永遠の淑女ベアトリーチェ》のみでも最小限盤面処理は出来る状態です
最悪《宣告者の神巫》の効果を2回使い《魂の造形家》と《星杯の妖精リース》を落とせば初動で欲しいカードは揃いますので、2ターン目の動きで《永遠の淑女ベアトリーチェ》を出さず《時械神祖ヴルガータ》や《パワーツールブレイバードラゴン》といった相手盤面に干渉出来るカードを出しながら2回の《宣告者の神巫》効果を狙う形で動きます
《宣告者の神巫》初動
【必要札】:《宣告者の神巫》+魔法×1枚
この動きだと、”勇者”周りにアクセス出来ていませんが《星鍵士リイヴ》を場に出せ後述する”初動以降の流れ”に繋がります
初動以降の流れ
基本は【攻守合計5300】の流れを行い、必要に応じて他攻守合計に派生を行います
各攻守合計での動きの基本と展開例を紹介します
【攻守合計5300】
【攻守合計5300】は基本の流れ
”展開”、”墓地送り”にアクセス可能
《混沌の創世神》を基本サーチし、墓地送りを使いたい場合は《黄金卿エルドリッチ》をサーチします
《混沌の創世神》サーチの展開例
※展開例③は2週目以降での動き(初動2ターン目は《宣告者の神巫》効果使用済のため)
《時械神祖ヴルガータ》は後半墓地にいて欲しいので優先度高めに出していきます
特に最初は展開例①の《ギガンティック・スプライト》効果で《サイバー・エッグ・エンジェル》を出すことで、予備の《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》を確保しながら相手盤面を除去する流れが取れますので優先して狙います
【攻守合計2000】
【攻守合計2000】は”墓地・場バウンス”、”攻守合計3000へのアクセス”が可能
《ライブラの魔法秤》サーチの展開例
《ライブラの魔法秤》のサーチは手札バウンスをしたい時や墓地に回収したいカードが貯まってきた中盤~終盤行います
《水月のアデュラリア》サーチの展開例
《水月のアデュラリア》は《執愛のウヴァループ》にアクセスでき、攻守合計3000カードの確保を優先したい場合狙います
《運命の旅路》+”勇者装備魔法”+《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》のおかげで、表側の魔法は多めに用意できますので《水月のアデュラリア》のコスト供給は賄えます
相手が永続魔法・永続罠多めの構築の場合《水月のアデュラリア》の打点がかなり上がるため打点欲しさにサーチするタイミングも偶にあり
【攻守合計3000】
【攻守合計3000】は”対象にとらない除去”、”対超高打点”にアクセス可能
《星鍵士リイヴ》未使用でサーチの動きが出来るため、《星遺物を継ぐもの》で他のモンスターを蘇生しながら相手盤面に触りたい時に使用します
【攻守合計4000】
【攻守合計4000】は”耐性付与”にアクセス可能
《運命の旅路》からサーチできるモンスターのみでリリース元とコストが準備可能です
こちらに干渉するカード多めの相手には優先的に狙っていきます
【攻守合計8000】
【攻守合計8000】は”高打点”にアクセス可能
基本儀式召喚した《竜儀巧-メテオニス=DRA》をリリースするため《星鍵士リイヴ》と《星遺物を継ぐもの》の使用を《竜儀巧-メテオニス=DRA》の蘇生に回せます
そのため、4000打点が3体並ぶ高打点盤面を狙えるため〆の際狙いに行きます
その採用他カード
《表裏一体》
《表裏一体》の対象は《時械神祖ヴルガータ》⇒《ヴァイロン・オメガ》のみです
・《時械神祖ヴルガータ》は《堕天使スペルビア》で容易に場に出せる
・《ヴァイロン・オメガ》に”勇者装備”を容易に繰り返し装備出来てコストに困らない
・《ヴァイロン・オメガ》も《時械神祖ヴルガータ》の③の効果を無効に出来る
そんなことを考えて、対象が《ヴァイロン・オメガ》のみでも採用は有りと判断
《表裏一体》は②の墓地回収も優秀なのが採用を後押ししてくれる良いカードです
《サタンクロース》
《サタンクロース》を《外法の騎士》でバウンスし、《外法の騎士》を《騎竜ドラコバック》でバウンスします
消費を抑えながら盤面処理が出来るため《天穹覇龍ドラゴアセンション》に繋げてライフを削りに行きます
《サタンクロース》と《魂の造形家》は【攻守合計3700】なので、《魂の造形家》自身をリリースしサーチ可能ですが、他の選択肢が強いためサーチすることは基本無く素引き前提の運用となります
あとがき
《魂の造形家》を使い倒すデッキ組みたいな・・という思いに答えてくれそうなデッキが出来たのかなと思ってます
時代遅れ感の強いデッキですが、流れが気に入っているので使い続けたいデッキです
あっさりとしたデッキ紹介となりましたが暇つぶしにでもなれば幸いです
ではでは