【デッキ紹介】VV-ロゼ

 

 

 

初めに

"閃刀姫-ロゼ"を使ったデッキを組みたい・・が本デッキのスタート

カード1枚からデッキを考える時は、特徴的な効果を有効活用する方針でいつも構築をしています

"閃刀姫-ロゼ"の特徴的な効果というと、②の効果

②:このカードが墓地に存在する状態で、EXモンスターゾーンの相手モンスターが戦闘で破壊された場合、または自分のカードの効果でフィールドから離れた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。

 

この効果を使うために相手がEXモンスターゾーンに出したくなるように誘導したい

そこで、EXモンスターゾーンに誘導するカードとして下記を使用することにしました

"VV-百識公国"はメインモンスターゾーンのモンスターを後ろに押し込める効果を持っている

つまり、EXモンスターゾーンから押し込まれることはないと言えるため誘導できるのでは...と考えた次第です

この2枚の組み合わせからデッキを構築していきました

 

 

デッキレシピ

www.db.yugioh-card.com

 

 

デッキ概要

コンセプト

VV場魔法を両方活用し、自分が有利となる状況を作り続けアド差を広げて戦う

 

詳細

"VV-百識公国"(相手モンスターに対して)

 メインモンスターゾーンのモンスターは押し込んだのち"アーティファクト・ムーブメント"、"竜巻竜"等バック破壊を使いモンスターを除去

 EXゾーンのモンスターは"閃刀姫-ロゼ"、"エキストラケアトップス"、"機巧蹄 - 天迦久御雷"を使用してこちらのアドバンテージに変換

 

 

"VV-百識公国"(自分モンスターに対して)

アーティファクト、"安全地帯"等押し込まれて破壊されることがデメリットとなる状況を作る

上記デメリットを喰らったことにより魔法・罠正面のモンスター押し込みを躊躇させ、

"VV-百識公国"を自分だけ悠々と使えるようにする

または、"BK キング・デンプシー"、"安全地帯"を用いて対象耐性を付与し押し込めない状況を作ることで"VV-百識公国"での押し込み被害を相手だけに与える

 

"VV-真羅万象"(自分モンスターに対して)

"宝玉獣 サファイア・ペガサス"や焔聖騎士を用いて展開しEXデッキのモンスターに繋げて戦う

 

"VV-真羅万象"(相手モンスターに対して)

 バック破壊を用いて前進するモンスターを破壊し、"VV-真羅万象"の使用妨害を行う

 

 

 

動き方

初動

手札】:"VV-真羅万象"+"宝玉獣 サファイア・ペガサス"

墓地】:"閃刀姫-ロゼ"+"エキストラケアトップス"

を目指します

"閃刀機-ホーネットビット"+戦士族初動の場合は"閃刀姫-カガリ"を"閃刀姫-シズク"特殊召喚前に挟み、"閃刀機-ホーネットビット"を回収する

 

中盤

VV場魔法を用いながらコンセプトに沿って戦う

"VV-百識公国"で相手モンスターをどんどん押し込み、

"VV-真羅万象"で"宝玉獣 サファイア・ペガサス"や焔聖騎士を前進させてEXデッキからモンスターを展開してアドバンテージを得る

展開先は"セブン・ソード・ウォリアー"、"竜巻竜"、"BK キング・デンプシー"が基本

出すカードの選定理由とタイミングは後述する"個々のカード説明"を参照下さい



終盤

"閃刀機構-ハーキュリーベース"+"ヴィシャス=アストラウド"or"トポロジック・ボマー・ドラゴン"の組み合わせで大ダメージを狙います




 

個々のカード説明

アーティファクト・ムーブメント

このデッキにおいて①②共に重要なカード

①は"VV-百識公国"で押し込んだモンスターを破壊したり、

"セブン・ソード・ウォリアー"の効果を誘発させたりで使用

②は"VV-百識公国"で押し込まれた場合発動します

押し込みたくなるモンスターの後ろにこのカードを配置して発動を狙います

("VV-百識公国"は効果破壊でないため相手によって破壊された扱いにならない→②の効果が発動できない)

 

鉄騎龍ティアマトン

・ランク4要因

アーティファクト、"セブン・ソード・ウォリアー"の装備破壊要因

・"アロメルスの蟲惑魔"とのコンボ要因

VV場魔法のおかげで縦列にカードが揃いやすいため発動しやすいです

 

 

焔聖騎士系(装備効果持ち)

"焔聖騎士-オリヴィエ"は戦士族を"VV-百識公国"での押し込み対象から守る

"焔聖騎士-モージ"は"セブン・ソード・ウォリアー"を戦闘から守る+

                                    "焔征竜-ブラスター"の除外リソースの回復

"焔聖騎士-テュルパン"は自身SS効果を使いランク4補助

と言った役割で採用

"VV-真羅万象"の対象を確保出来る点も良い

 

 

BK キング・デンプシー

・"聖騎士の追想ゾル"SS用の初動

・②の対象耐性で"VV-百識公国"での押し込まれ対策

・①の効果で後続となる"昇華騎士-エクスパラディン"のサーチ

・①の効果で"クシャトリラ・ライズハート"を落とし、"ヴィシャス=アストラウド" に繋げる

 

相手モンスターが少ない時や、手札に除去や展開札がある場合とりあえずこのカードを出して後続をサーチすることが多いです

 

 

焔征竜-ブラスター

繰り返し出てくる上に手札に戻しても厄介なモンスター

"VV-百識公国"で押し込みたくなるヘイト枠として採用

(このカードの後ろにアーティファクト系を伏せて待ちます)

除外コストは"焔聖騎士-モージ"でサイクル

 

 

セブン・ソード・ウォリアー

魔法・罠破壊カードをモンスター破壊に変換できるエース枠

"アーティファクト・ムーブメント"や"鉄騎龍ティアマトン"と合わせてフリチェ破壊を狙います

また、"VV-百識公国"の押し込みでも破壊効果を誘発しますので"セブン・ソード・ウォリアー"の装備カードの前モンスターを押し込みにくくすることで"VV-百識公国"から守る・・とった使い方もします

自身には"焔聖騎士-モージ"や"焔聖騎士-オリヴィエ"を装備して守ります

 

上記バック破壊札が手札にある場合は積極的に出していきます

 

 

安全地帯

対象耐性を付与して"VV-百識公国"の押し込み効果から守ったり

"VV-百識公国"で押し込まれる際に相手モンスター破壊を行ったり

と攻守どちらにも優秀

汎用性が高くて腐りにくく、使い心地◎

 

 

慈愛の賢者-シエラ

"VV-百識公国"がある状態では重要な永続魔法・罠の前にモンスターを置きにくくなります

そこで、②の効果+"VV-百識公国"を用いることで"慈愛の賢者-シエラ"を渡して押し込んで重要な永続魔法・罠破壊を狙う

 

 

ゴッドフェニックス・ギア・フリード

"昇華騎士-エクスパラディン"+"VV-真羅万象"で盤面に出力することが多い

③の効果で盤面を守る他、"VV-真羅万象"と合わせて相手モンスターNTRも狙う

 

 

竜巻竜

"セブン・ソード・ウォリアー"やアーティファクト系の起動をしたり、

"VV-百識公国"で押し込んだモンスターの破壊を行います

EXモンスターゾーンにわかりやすく誘導する役割もあります

 

上記カードがある場合に優先して出します

(コンセプトとなるEXモンスターゾーン誘導の役割があるので、優先度は気持ち高め)

 

 

閃刀姫-ロゼ

EXモンスターゾーンの相手モンスターを戦闘破壊した際"エキストラケアトップス"と一緒にSS

"エキストラケアトップス"をそのまま戦闘で破壊しながらドロー

"閃刀姫-カガリ"⇒"閃刀姫-シズク"と繋げるなり、ランク4に繋げてアドバンテージを取っていきます

・"No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ"+"閃刀姫-シズク"

・"妖眼の相剣師"+"アロメルスの蟲惑魔"

みたいな布陣が出来るなら狙っていきます

 

 

セリオンズ“ブルズ”アイン

"VV-真羅万象"と合わせて墓地の戦士族モンスターを特殊召喚するカード

本デッキでは専ら"セブン・ソード・ウォリアー"蘇生に使用します

 

 

トポロジック・ボマー・ドラゴン

フィニッシャー枠

コンセプト的にメインモンスターゾーンにモンスターが貯まりやすいので、まとめて吹き飛ばすことを想定

EXモンスターゾーンにモンスターを誘導しやすく、"閃刀姫-ロゼ"との相性も〇

 

 

 

課題点

相手に渡したVV場魔法が張り替えられVV場魔法が1枚しかなくなる場合、パワーが落ちます

"VV-真羅万象"が張り替え:展開力ダウン

"VV-百識公国"が張り替え:モンスター除去力ダウン

EXデッキのモンスターで除去や展開を行う場面が多いため、"VV-真羅万象"が無くなるほうが痛手です

なので、"VV-真羅万象"を自分フィールドに張ります

 

これはVV場魔法中心で戦うとなると直面する課題かと思います

採用カードは汎用性が高く・普遍的に使い道があるカード中心に選定し、VV場魔法があると尚輝くようにする

・・ぐらいに考えてケアするしかないのかなと考えて今の形にしています

 

 

 

最後に

ここまで見て頂きありがとうございます

"閃刀姫-ロゼ"を使って自分なりに納得できる形になったのかな・・と思います

ただ、完成して対戦した回数がそこまで多くないのでこれから形はどんどん変わっていきそうな気がします

 

本記事を通して伏せカードが少しでもアーティファクトに見えると書いた意味があったのかなと思います

ではでは~