ADS動画高画質化設定メモ(+クロマキー)

目次

  • はじめに
  • 解像度による違い
  • リプレイ録画環境、使用ソフト
  • 1920×1080用リプレイ録画手段
  • aviutl設定
  • クロマキーとは
  • クロマキー適応の手順
  • 最後に

 

 

はじめに

自分の作ったADS動画の画質が悪いと悩んだことはないでしょうか?

私はあります。

折角作成したのだから高画質でくっきりした動画にしたいと強く思うのです。

(投稿初期の画質がひどかったのも強く影響ありますが・・)

色々試して自分で満足できる画質に出来るようになったので書き置きしておこうと思った次第です。

 

それに追加して、クロマキー周りについても書いておきます。

1080pの動画レイアウトによっては必要になってくるためです。

それに、クロマキーを使うと解放感あるレイアウトになってお勧めです。

 

 

 解像度による違い

現在ニコニコ動画の最高解像度は1080pです。(以前は720p)

1080pと720pの違いは比べてみると明らかです。

 

1080p

 

720p

 

 ブログ引用だとどうも画質が荒いみたいなのでニコニコ動画の方で確認してみてください

(一応ニコニコの再生設定部分の解像度は1080p,720pを選択してください) 

そういうわけですので、今回は1080pの動画の作り方をご紹介します。

 

リプレイ録画環境、使用ソフト

自分はいつも"AG-デスクトトッププレイヤー"を使用。

 

https://aviutl.info/ag-desctoprecoder/

 

録画設定はこんな感じ。

f:id:colasourer:20180725193813j:plain

 

 

 

1920×1080(1080p)リプレイ録画設定

1080pで高画質のリプレイを得るためには、日本版adsを使用し最大画面にする。これを守ればokです。ただし海外版[link beta]だと文字は小さくなるので要注意。

考えるべきは録画する範囲です。

 

①.画面全体を録画する場合

f:id:colasourer:20200205172722j:plain

(:録画範囲)

 

.対戦場面のみを録画する方法

f:id:colasourer:20200205172801j:plain

(:録画範囲)

 

 


それぞれの場合動画のレイアウトは下のようになります。

 

①.ADS全体を動画で表示する

f:id:colasourer:20180725210055j:plain

 

②-1.クロマキーを用いて背景の上に対戦盤面のみを映す

f:id:colasourer:20180725203530j:plain

 

②-2.背景部分の上に直接対戦盤面を映す

f:id:colasourer:20200205171625j:plain

 

(一応クロマキーを使わずに背景の上に対戦盤面のみを映す方法はあるのですが今回は省略)

 

 

aviutl設定

最初にサイズを1920×1080pに変更します。

f:id:colasourer:20200205185533j:plain

f:id:colasourer:20200205185523j:plain

 

 

 

次にこちらを元にaviutlを設定しています。

ただし1920×1080(1080p)での設定を採用します。

ch.nicovideo.jp

 

 

ADSコンボ動画(5分前後)での自分の追加設定

 60fps(フレームレート変更:なし)

X264設定項目

 サブピクセルの動き予測:11

 インループデブロック:ON

たまにメモリ不足等でエンコードがミスするのでPCスペックと要相談) 

[自分PCのスペック CPU:Core i5-7500,RAM:8GB]

 

20分ほどの対戦動画を考慮する場合

 60fps(フレームレート変更:なし)

X264設定項目

 サブピクセルの動き予測:9

 インループデブロック:OFF

f:id:colasourer:20200205173522j:plain

[20分動画でエンコードしたときの参考画質例]

 

ただし、記載されている通り2passエンコードにすることでエンコード時間は増えます。

(ADSコンボ動画の設定の4分動画で2~3時間必要)

 

クロマキーとは

クロマキーとは映像合成手段でして、簡単に言うと"指定した色を透明にすることで画像同士を合成する"ものです。

下図のようなレイアウトを可能にしてくれます。

 

f:id:colasourer:20180725203530j:plain

 

 

クロマキー適応の手順

 

1.RBG(63,71,204)の色の背景をADS背景に使用し録画

f:id:colasourer:20200205165830j:plain

 

 

2.aviutlで背景画像が上層、リプレイが下層のレイヤーに配置しリプレイ側のクロマキーを選択

f:id:colasourer:20200205180134j:plain

 

f:id:colasourer:20200205180036j:plain

 

 

3.キー色取得でリプレイのADS背景部分を選択しクロマキー設定は”すべて0でチェックは無し”

f:id:colasourer:20200205182322j:plain

 

f:id:colasourer:20180725205410j:plain

 (この辺の設定は好きにいじっても面白いです)

 

4.透過すれば成功

f:id:colasourer:20180725205828j:plain

 

クロマキーの注意点

クロマキーは”指定した色”(撮影時のads背景色)に似た色だと少し透けて、下のように違和感を感じさせる可能性があります。

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マント部分が少し透けて違和感を感じる

 

これを避けるためには使わない色を”指定した色”にすればいいのですが、遊戯王は使うカードの色が多いのでしっくりくる色がなく今のRBG(63,71,204)を使用している状況です。

(良い色あったらこっそり教えて欲しいください)

 

最後に

ここまで読んでもらってありがとうございます。

画質に拘って動画を作るというのも動画作成モチベの一つになるのかなと自分は思います。(自分はそうでした)

まだ良くできるとは思うのでこれからもモチベの一つにしていきたいところです。

 

ブログ作成の方はほんの少し勝手がわかってきたかな・・?とは思いますが、読み直してみると当たり前のことを冗長に書きすぎた節があるので要反省。

元々下書きがあったのでパパっと作れましたが次作るなら当分先になりそう。

今日はミルキーホームズ見て、金恋やってパパっと寝ます。(パパっと・・?)

(エロイナ√途中なんだ)

ではでは・・

 

[追記]録画ソフト等に関して記述を忘れていたので修正(緑文字箇所)

リプレイ部分は綺麗だけど背景が…という場合は背景の解像度が悪いので1920×1080以上解像度のある背景を使えば問題無いです。